大切なこと…

 

先日、営業についての私の独り言を載せましたが…

やっぱり営業の方は見ていないものなのかもしれないですね…

 

昨日営業のお電話で、内容も「新しいサービスで御社の為になる…」としか説明がなく、電話にてやわらかくお断りしても「説明を見て聞いて判断を」っと引いてくれないので、聞いて断るしかないか…と今朝朝一にアポ。

そして説明を聞き、それほど時間もなかったので、「従来に比べて○○ってことですよね」と話をまとめ、「今は要らないけれど、必要であれば検討するので期間や費用だけ教えて下さい」っと言うと、色々プランが出てきました。

まぁ、どこの会社さんでも色々プランはあるでしょうが、その内容がうちのサロンには不要なのと、費用も想像より高かったので、「小さなサロンはこのプランは厳しいと思いますよ」っと今後の営業の為に思ったことを話していると、お客様がご来店。

 

朝一営業の方がみえるのは伝えてあったので、取りあえず5分くらい待ってもらったのですが…

普通の営業の方は慌ててお帰りになるか、必要であれば出直します!っと片づけを始めるものの、今朝の方はそのまま話の続きを…

そして…

「今は必要ないので」

「内容自体は悪くないですよね」

「悪くはないですが、うちのサロンには必要ないので」

「費用を原価まで下げたらなんとかなりますか?」

「費用の問題だけではなく、要らないのに安いからと言っても試す気持ちはなく…」

と3度程断っても断っても「せっかくなんでここからお付き合いしたいので」っとこちらの言ってることは伝わらず…

 

挙句、既に10分くらい待たせているお客様が背後にいるにもかかわらず、「お時間まだ大丈夫ですか?」っと私に聞くので、「お客様お待ちですし、取りあえずいくら初期費用を抑えて頂いてもうちは結構ですので、必要なサロンさん等あればご紹介しますから」っと帰って頂きました

 

ここまでの営業の方は初めてです

良識のある営業の方は、私よりお客様への気遣いをされます。

「お邪魔してすみません、すぐ帰りますので…」「お待たせしてしまってすみません」っと。

6年くらいのお客様であり、朝一来ることの多いRちゃんは、何度か業者さんと鉢合わせたことがあるのですが、いつもなら「大丈夫です~、私が少し早目に来ちゃったから」っと笑顔で応対してくれるのですが、今回は帰られる営業さんの気のない「すいません~」にも、うつむいたまま。

そして営業の方が帰ると、「なにあれ!?何度もkayoさん断ってるのに…大変だねぇ、あんなにしつこいんだ頑張ったねぇ」とRちゃん。

Rちゃん、しつこい営業に困っている私の気持ちを理解してくれて、ありがとう

 

この状態で、「これからのお付き合いをしたい」と思う店があるのでしょうか?

業績が上がってるとおっしゃっていましたが、私には関係ありません。

どれだけよいシステムだとしても、こういう点がうちには合わないときちんと伝えているのにも拘らず、使えば集客が上がるのでと自分の会社の主張ばかり。

「それほど集客は必要ないので」と言っても、「既存のお客様のこのシステムから予約できるから」っと。

既存のお客様はそんなシステムがなくてもご予約頂いているわけですし、数十万かけて作り毎月数万円払ってまで試す意味もわからない…

一方通行で伝えたいことを話すだけで、対話しているようで対話はしていない…

 

今の営業は、確かに知ってもらうためにアポイントが必要なのはわかります。

でも、その電話の嵐に嫌気がさしているサロンはうちだけではないと思います。

大切なのは相手の状況、気持ちを汲み取って、相手の立場に立った提案をすることではないでしょうか?

 

これは営業の方だけでなく、どんな仕事でも一緒。

お洋服屋さんでも、「こういうインナーを持ってる」というお客様になら、そのインナーを活用したコーディネートを提案すると思います。

飲食店でも、「○○が苦手」というお客様に、「苦手でもうちの○○は美味しいから」っと無理矢理食べさせますか?

仕事を頑張ることは良いことだと思います。一生懸命なことは素敵なこと。

でも、その一生懸命の矛先が、自分達の成績や会社の業績の為ばかりでは、相手に伝わると思います。

 

エステでも一緒。

売りたいものを売るのではなく、必要とされるものを売る。

逆に必要ないお客様には「○○様にはこれは必要ないし、勿体ないから買わないでください」と言って笑われたこともありますが、自分がお客様だったら…と常に相手の立場に立って考えなければ、本当にいい関係は築けないと思います。

 

私がおつきあいしている業者さん達は、もちろん素晴らしい製品を提供して下さる方達だから…ということもですが、人間的に良い方達です

お友達ではないのですが、お友達の基準と似ていて、相手を思いやる気持ちのある営業マンさんであれば、私の考えや価値観にあった商品しか勧めてこないんです。

 

「あっ、これは先生の考えには合わないと思うので辞めておいてください」

「来月バージョンアップして日本製になるので、急ぎじゃなければ来月がいいですよ」

「この機械は微妙なんで流行ってるけど買わなくていいですよ」

っと、ちゃんと自分の意思をもち、私の価値観を知ったうえで、私の立場に立った意見をくれる方達です。

その大切な方達に感謝しつつ、私もそんな自分のことしか見えない人にならないように…そのためにゆったりとゆとりの時間のもてる生活を心がけたいと思いました

 

きっとノルマなどで大変なんでしょうね…

同じような業者さんがたくさんありますから。

もっとのびのびとお仕事出来るような環境作り、お休みなど、企業は考えていくべきなんじゃないかと思います。

ほんと全く関係ない独り言ですみません。

…堅い感じになってしまいましたが…

こんな風に余計に印象が悪くなる場合もありますので、私のような考えの方も少なからずいるはずなので、それを理解して頂ければ、時間がかかっても、きっと良い関係を築いていけるとおもいます

 

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Eine*Göttin
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