アナザースカイで…
先ほどテレビを見ていたら、アナザースカイで三上博史さんが出ていました。
何故かイタリア。
???どうして?っと逆に気になって、最後まで見てしまいました
そして、後半。
彼が憧れていたただ一人の人。
テレンス・スタンプという俳優さん。
出会っただけで涙を流していましたが…
話を聞いて私まで涙が出てきました
テレンスさんは仕事がない時期もあり、世界を旅し、主役を演じる事ではなく、人に感動を与えることが出来る役が出来ればいいんだと思ったこと。
それならばどんな役でも一生懸命できる自信があったということ。
決してお金の為には映画にはでない…まったくお金がない時は別だけど…っと(笑)
言葉が違い、デリケートな内容だから本当に彼に伝わっているかということをしっかりと通訳さんに確認してもらいながら…
でも、俳優でもなんでもない私にもとってもよくわかる話だったので、ただただ頷き涙を流している三上博史さんには、間違いなく痛いほど伝わっているのがわかって…
テレンスさんに会う前も、潰されそうになっている映画館に立てこもる男性に会いに行き、その男性も似たようなことを言っていました。
お金や地位の為に演じる役者がいる。そんな金儲け主義では文化は守れない。役を一生懸命演じる役者がいて、その映画を上映して欲しい…という話を…。
最近、映画とかに限らず、大きなスーパーやチェーン店に溢れた繁華街に行くと、なんだか違和感を感じているのは私だけでしょうか…
もちろん雇用も増えるし、いいこともたくさんあるんだろうけど…
「美味しい料理を提供する為のお店」ではなく、「早く安くたくさんの人に料理を提供する店」
「安心安全な食材をおいているスーパー」ではなく、「どんな時間でも安くて便利な食材が売っている店」
もちろん、仕事というものの対価として収入があって、利益も大切なことなんですが…
それはやりたいことや求められている仕事があって、そこについてくるもの。
この前読んだ「儲けないがいい」という本に「先義後利」と何度も繰り返すように書いてありました。
道義を優先させ、利益を後回しにする。
この考えにより、数百年続いているお店のはなしであったり、予約が数年先までのお店のはなしであったり。
最近心に響いた本だったわけですが、その本と同じことをテレビでも言っているなぁ…と。
一生懸命な人達って、みんな同じなんですね~
仕事は利益を追求すべき、会社はどんどん大きくすべき…そんな世間の常識こそがおかしいんじゃないか?っと思える今日この頃。
私にとっては「続ける事」が一番なので、大きな利益を得る事よりも、細く長く身体が続く限り、続けていくことが目標です♡
甘い?っと自分でも時折思います(笑)
でも、「kayoさんだから続けてる」とおっしゃって下さるお客様がいると、本当に嬉しいんですよね
(つい先日もK様にそういって頂き、テンションが上がっていたところです)
お野菜作ってる人も「美味しい」って食べて欲しいから。
きっと、どんな仕事の人も、お客様からの「ありがとう」と幸せな言葉、笑顔が見たくて、頑張れるんだと思います♡
私の大好きなアンパンマンの世界(笑)
みんなが喜んでもらうために自分に出来ることをしていて、とっても素敵
そんな平穏な世の中になってほしいなぁ~っと願うばかりです